
初代社長である金山弘が、“本物でおいしい天然ハチミツを食卓に届け、
人々の健康増進に貢献する”という理想を掲げ、ビーケー株式会社を創設してから約半世紀が過ぎました。
創立以降五十余年、ビーケーは一貫して天然にこだわり、世にない新しいハチミツ製品を産み出してきました。
そんなビーケーの歴史をご紹介します。

初代代表 金山弘
ビーケー株式会社の創立以前、初代社長の金山弘はあるハチミツメーカーで働く営業マンでした。
日本各地の量販店を飛び回り、自社のハチミツが天然100%で素晴らしいことを説き、
ひとつでも多くの棚に商品を並べる。来る日も来る日もハチミツのことばかり考えて過ごす、
弘はそんな青年時代を過ごしました。
そんな弘の家庭にとって、ハチミツは欠かせないものでした。
食卓には三食必ずといっていいほどハチミツ料理が並び、それでも飽き足らずに外出時に瓶ごと持ち出すほど。
心の底からハチミツを愛する一家でした。
社内でも優秀な営業マンであった弘は順調に営業成績を伸ばし、
責任も増え、経営的な部分に関わることも多くなったある日、上司に呼びつけられてとんでもない事実を告げられたのです。
実は弘が天然100%と信じて販売していたハチミツは偽物で、人工甘味料を加えたハチミツであったり、
ハチミツから匂いや色を取り除いた脱臭・脱色ハチミツだったのです。
弘は愕然としました。今まで真実を見抜けなかった自分に恥ずかしさすら感じました。
たとえ知らずとも何年もの間消費者をだまし続け、詐欺とも言える行為に加担し続けていたのです。
一体なんのためにハチミツに情熱を燃やしてきたのか。これまで重ねてきた苦労とは何だったのか。
悩みに悩んだあげく弘は決意しました。「自分の手で、本物の天然ハチミツを届けるしかない。」。
弘は天然ハチミツメーカー、ビーケーを創業。仕入から製造・販売まで全ての工程を自らの手で始めました。
1971年12月、こうしてビーケーは産声を上げました。
ビーケーの初代代表に就任した弘が最初に取り組んだ課題とは、ハチミツをゼロから学び直すことでした。
前職のハチミツメーカー時代には、偽物だと判別することができなかった。
それだけハチミツとは本物と偽物とを見分けることが難しく、中途半端な知識では、
仕入れの段階で偽物の流入を防げないと考えたのです。
弘は、世界的にも著名なミツバチ研究の権威、玉川大学農学部岡田教授に師事し、ハチミツを徹底的に学び直しました。
ハチミツにはどんな種類があり、それぞれの栄養素はどう違うのかという基本はもちろん、
その分析の方法や加工技術など、科学的な観点から知見を高めていきました。
岡田教授の指導のもと、ビーケーはハチミツ分析研究所を設立。
自社で仕入れから製造・販売までを一貫しておこなえる体制を作っていきました。

工場内にて撮影

固型ハチミツカレントハネー
当時より、ビーケーでは自社ブランドである
“金印ハチミツ”を中心にハチミツを販売していました。
“天然100%のハチミツ同士をブレンドし、日本人が好む最高の味を創り出す”という金印のコンセプトがヒット。
ハチミツが広く一般に浸透した背景もあり、順調に売り上げを伸ばしていました。
しかし、代表である弘は満足しておらず、市場に送り出すべく新商品の研究を続けていました。
そのとき生まれた商品こそ、“カレントハネー(天然100%固型ハチミツ)”です。
弘は毎日ハチミツ料理を食べるほど大のハチミツ好きでした。
しかし、外出する際に持ち運ぶには、瓶のハチミツは不便ですし、そもそもとても食べづらいという欠点もあります。
そこで思いついたのがハチミツの固形化です。飴のようなハチミツができれば、
誰もが手軽に持ち運べ、いつでもどこでもハチミツを味わえると考えたのです。
画して1971年から、天然ハチミツの固形化実現に向けた一大プロジェクトがスタートしました。
取り組み開始当初、研究チームはまず、ハチミツを釜で煮立てて水分を取り除くことから実験を始めました。
固形化そのものは簡単でした。しかし出来上がったハチミツは味・風味ともに天然のそれとは明らかに異なり、
とても天然とは言い難いものでした。分析にかけたところ、
熱を加えることによりビタミンなどの天然成分が壊れてしまっていることもわかりました。
問題は熱です。熱をどのように加え、ハチミツに含まれる水分をどのようにして取り除くかが解決すべき課題でした。
温度、時間、圧力。これら3つの要素を微妙に変えながら研究に研究を重ね、
ついに天然ハチミツから水分だけを取り除く手法を確立。
1977年には特許を取得(特許番号883536)。天然100%固型ハチミツ、“カレントハネー”はこうして誕生しました。
固型ハチミツカレントハネーシリーズは現在でもバリエーションを増やし続けています。天然ハチミツの天然素材を損なわずに固形化を実現した温度管理技術は、ビーケーが製造するすべてのハチミツ製品に活かされています。

「デビルズハニー」
2008年、ビーケーは二代目代表である金山太造のもと、激辛ハチミツ"デビルズハニー"を製品化しました。
甘いハチミツと、辛いハバネロがコラボレーションするという奇抜な発想は、
多くのメディアに注目され、雑誌やテレビで何度も取り上げられています。
ハチミツをもっといろんな人に楽しんでもらうため、ビーケーの新たな取り組みに終わりはありません。
ビーケーはこれからも、天然・おいしさにこだわり、様々な商品を産み出していきます。
ビーケー株式会社 沿革
・ビーケーを株式会社化。
・東京都中野区にハチミツ分析研究所を設立
・東京都中野区に自社製造工場を設立
・金印ハチミツを開発。販売を開始
・広島・大阪支店を設立
・天然ハチミツの固形化技術研究に着手
・天然ハチミツの固型化手法を確立し、特許を取得
・広島・大阪支店を統合
・天然ハチミツの固型化手法に関し、アメリカ製法特許を取得
・カレントハネープロポリスを販売開始
・固型ハチミツアクティブマヌカハネーを販売開始
・本社を現住所である中野区白鷺1-30-6に移転
・本社工場を東京都中野区から埼玉県狭山市に移転
・公式ウェブサイトをリニューアル、オンラインショップを開設
























